時にはカメラを被写体に。
好きな写真家の一人である、ハービー・山口さんの著書を捲りながら考えていた。
「良い写真」とはどんな写真のことをいうのか、ということ。
こちらの著書は、写真を撮る上で、そして生きていく上で
良いヒントやエッセンスを頂ける温かい言葉が並んでいる。
添えられた写真の数々もとても素敵で、ふとした折にページを捲りたくなってしまう。
ハービー・山口さんの写真に初めて触れたのは20代の頃で、
当時大好きだったアーティストの写真集の写真撮影を彼が手掛けていた。
学生時代から「人」を撮ることが好きだった私はとても感銘を受け
あぁ、私が撮りたいのはこんな写真なんだ!と気付かされたのだった。
どこかに「人の匂い」を感じるような写真が好きで、本当はそんな写真をたくさん撮っている。
撮らせていただく方には声を掛けて了承を得てから、写真を撮る。
身近な人以外は、顔の分からないように配慮して、最低限のマナーは守って撮らせてもらっている。
何をもって「良い写真」というのか。
写真に対する想いや考え方は人それぞれで、「良い」「悪い」で判断するものではないけれど
どんな想いを大切にして、写真にどんな想いを込めているのか
それは写真を撮る人の「生き方」にも通じているのではないだろうか。
「良い写真」を撮っているのか?と訊かれたら、悩んでしまうけれど
そっと誰かの背中を温められるような、そんな写真を撮ることができたら最高だ。
いろんな人の、いろんな言葉や想いを大切にしながら、人として優しく在りたいと思う。
そんな「ココロの在り方」を大切にして、これからも写真を撮り続けたい。
ハービー・山口さんの大好きなフォトエッセイ集を
こちらで挙げさせていただこうと思う。
そしてそして!今月の25日発売のフォトエッセイが楽しみすぎる。
早く届くといいなぁ。予約しちゃったんだもの。
写真を撮るのが好きな方も、そうではない方も・・・皆さんにとって「良い写真」ってどんな写真ですか?
良かったらコメントなどでお聞かせくださると嬉しく思います。
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